東京株式(大引け)=512円安、見切り売り噴出で急反落

 3日の東京株式市場は急反落。朝方から売り優勢で始まった後、次第安の展開となった。後場も一貫して下値模索の動きで大引けは安値引けとなった。
 大引けの日経平均株価は前週末比512円安の1万3261円と急落し、4月18日以来約1カ月半ぶりの安値水準に沈んでいる。東証1部の売買高概算は40億9044万株、売買代金は3兆286億円。値上がり銘柄数は107、値下がり銘柄数は1585、変わらずは25銘柄だった。全体の9割を超える銘柄が値を下げている。
 きょうの東京市場は前週末の米国株市場でNYダウが208ドル安と大幅下落となったほか、為替も1ドル=100円台半ばから前半でのもみ合いと円高傾向にあることから、リスク選好ムードが後退し、主力株中心に広範囲に売りが出た。日経平均株価は先物主導で後場一段と水準を切り下げ、500円を超える下落となった。個人投資家の信用評価損の拡大が投げ売りを誘ったほか、前週の急落局面で買い向かった資金の見切り売りも軟調地合いを助長したとみられている。証券、銀行、ノンバンクなど金融関連株の下げが特に目立った。
 個別では、アイフルが東証1部の値下がり率2位と急落。新生銀が大幅安となったほか、大和証Gなど証券株の下げがきつい。トヨタ、マツダなど自動車が値を崩し、シャープ、エプソンなども大きく値を下げている。東電も安い。半面、丸栄、群栄化、クボテック、極洋、オーイズミなど一部の材料株に物色資金が集中、大幅高に買われている。ニプロも高い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)