100円の攻防が投資家心理を左右

ここまでの相場展開:株安の連鎖に100.10円台まで下落
本日は、日経平均株価が500円を超える下げとなり、欧州株も軒並み1%を超える下落で始まった。株安を受けてドル/円に円買い圧力がかかっており、前週末の安値(100.22円)を下抜けて100.10円台へと軟化している。
ここからの注目点1:1ドル=100円の攻防がカギに
5月9日のNY市場で突破して以来、一度も割り込まなかった100.00円の水準を維持できるか否かは投資家心理を左右するだろう。心理的節目を維持できれば、5日移動平均線(執筆時点:100.92円)前後までの反発が見込める一方、100.00円を割り込めばストップロスを巻き込んで、99.50円付近まで下げ幅を広げる可能性もある。
ここからの注目点2:米5月ISM製造業景況指数
その重要な手掛かりとなるのは米経済指標であろう。本日は米5月ISM製造業景況指数(23:00)の結果に注目だ。事前予想は前月から横ばいの50.7となっており、予想を上回ればドル高・円安の反応が見込まれる一方、景況感の分岐点とされる50.0を割り込んだ場合にはドル/円の100円割れの可能性が高まる事になる。