外為サマリー:1ドル99円40銭台の円高、米国で量的緩和縮小観測が後退

 4日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=99円43~44銭近辺と前日午後5時時点に比べ79銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=130円01~05銭と同58銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円は5月4日以来、約1カ月ぶりに1ドル=100円を突破し3日のニューヨーク市場では一時、98円86銭まで円高が進んだ。3日に発表された米・5月ISM製造業景況感指数は49.0と好不況の境目となる50を割り込んだ。市場予想の50.7も大きく下回ったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和の縮小観測が後退しドル安・円高が進行した。
 ただ、98円台後半からは円売りが流入し、午前9時過ぎには一時99円86銭まで円安方向に振れる値動きの激しい展開となっている。市場関係者の関心は7日発表の米5月雇用統計に集中しており、なお米国情勢に一喜一憂する展開が予想されている。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3078~79ドルと同 0.0048ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)