大手銀行株が切り返す、テクニカル面でも反発示唆

 三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>など大手銀行株が切り返しに転じた。日銀の「異次元緩和」による大規模な追加金融緩和政策が追い風となり、5月下旬まで順調に上値を追っていたが、最近は債券市場の急落で、保有債券価格の下落がファンダメンタルズ面でのアキレス腱として意識される中、株価は大幅調整を強いられていた。ただ、5月下旬以降の急落は、「これまで買い主体と目される海外ファンド系資金のポジション調整に伴う売りなどの影響が大きい」(市場関係者)とみられ、目先は調整一巡感が出て良い水準。日銀が金融機関への低利資金の供給期間を延長するといった長期金利上昇への対策を打ち出す姿勢が一部で報じられ、風向きがやや変わっている。三井住友、三菱UFJともに26週移動平均線に接触しており、いったんリバウンド狙いの買いが入ったもようだ。

三井住友の株価は11時30分現在4040円(△200円)
三菱UFJの株価は11時30分現在587円(△24円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)