<動意株・4日>(前引け)=日水、セルシード、ケンコーコム

 日本水産<1332.T>=急反発。3日に、ドイツで冷凍食品を製造する子会社、ロヒタム社(リューネブルク市)を香港の投資グループに売却すると発表したことを受けて、不採算子会社の売却による収益改善期待から買われているようだ。同社は12年1月に現地のパートナーと共同でロヒタム社へ出資したが、新設生産ラインの立ち上げ時損失に加えて、価格競争の激化など事業環境の悪化もあり、当初の計画を超える損失が続いていた。

 セルシード<7776.OS>=ストップ高。3日の取引終了後、細胞シート工学の応用展開の一つである「がん組織モデル作製用がん細胞シート」に関する「がん細胞シート移植動物」の特許が日本で成立する見込みとなったと発表したことを好感している。同特許は再生医療ではなく、医薬品のスクリーニングなどに用いる評価実験用動物の作製に対して細胞シート工学を応用するという新たな発想に基づいたもの。

 ケンコーコム<3325.T>=一時ストップ高。直近はネット販売を巡って、政府は現在禁じている第1類と第2類のうち、副作用リスクが最も高いとされる第1類の一部を除く市販薬の99%超でネット販売を認める方向で最終調整に入ったと複数のメディア報じていることが刺激材料。十字足を示現して目先底値となった2月14日から、3月8日の高値まで1カ月弱で4倍以上の大変貌を遂げるなどボラティリティが極めて高い。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)