東京株式(大引け)=271円高、金融株中心に朝安後切り返す

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 4日の東京株式市場は売り先行でスタートし、一時日経平均株価は200円超の下げをみせたが、その後切り返し350円程度上昇する場面もあった。後場は金融株中心に買い戻しが加速する展開となった。大引けの日経平均株価は前日比271円高の1万3533円と急反発。東証1部の売買高概算は51億2473万株、売買代金は3兆5613億円。値上がり銘柄数は1194、値下がり銘柄数は451、変わらずは72銘柄だった。
 きょうの東京市場は、寄り付き時点では買い手控えムードが強かった。前日のNY外為市場で1ドル=98円台まで急速に円高が進行、きょう朝方時点では1ドル=99円70銭近辺の動きとドルが買い戻されてはいたが、約1カ月ぶりにフシ目となる100円大台を割り込んで推移していたことから、主力株中心に売り優勢となった。
ただ、東証1部の騰落レシオは前日時点で86%台まで下がっており、値ごろ感からの押し目買いも観測。その後為替市場で円が次第安の展開となり、これを手掛かり材料に買いが厚くなった。特に、証券、銀行、ノンバンクなど金融関連株の戻りが急となっている。
 個別では、野村HDが東証1部トップとなる売買代金で急伸したほか、証券株が異彩高。SBIが急騰で値上がり率首位。トヨタ、マツダなどの自動車株も朝安から大きく切り返した。三井住友などメガバンクも高い。アイフルはストップ高で買い物を残した。半面、前日まで急騰していた材料株の一角が大きく利食われた。丸栄、群栄化がストップ安。クボテックなども急反落となった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)