<動意株・4日>(大引け)=SBI、メディネット、アプラスなど

 SBIホールディングス<8473.T>=一時ストップ高。きょうは前日の反動で証券株の戻りが顕著となっており、同社株も前日までの4日続落で株価水準を20%切り下げていただけに値ごろ感からの押し目買いが入った。相場が目先底入れとなれば、個人投資家資金の回帰から証券手数料の拡大が見込まれるほか、安倍政権下での「規制改革会議」の主要検討課題のひとつであるベンチャー企業の育成・成長支援のための資金供給促進で政策関連の一角として恩恵が期待される。

 メディネット<2370.T>=朝高後急反落。ここ全体相場が軟調な局面で緊急避難的にバイオ関連株に物色資金が向かっていたが、きょうはここまで売り込まれた主力株を中心に買い戻される流れにあり、短期筋の物色資金もバイオ関連からシフトしているもよう。6月はiPS細胞の研究を手掛けるリプロセル<4978.OS>や創薬ベンチャーのペプチドリーム<4587.OS>などが控えており、これに関連する銘柄に投機資金が集中したが、買い疲れ感も垣間見える。

 アプラスフィナンシャル<8589.OS>=急反発。東証でノンバンク関連が買い戻しの動きとなってきたことで同社株も見直されてきている。新生銀行<8303.T>のリテール中核企業でクレジット機能付きのTカード「Tカードプラス」に注力、太陽光発電システムに対応したショッピングクレジットの拡大にも期待が高まる。

 日本水産<1332.T>=急反発。3日に、ドイツで冷凍食品を製造する子会社、ロヒタム社(リューネブルク市)を香港の投資グループに売却すると発表したことを受けて、不採算子会社の売却による収益改善期待から買われているようだ。同社は12年1月に現地のパートナーと共同でロヒタム社へ出資したが、新設生産ラインの立ち上げ時損失に加えて、価格競争の激化など事業環境の悪化もあり、当初の計画を超える損失が続いていた。

 セルシード<7776.OS>=ストップ高。3日の取引終了後、細胞シート工学の応用展開の一つである「がん組織モデル作製用がん細胞シート」に関する「がん細胞シート移植動物」の特許が日本で成立する見込みとなったと発表したことを好感している。同特許は再生医療ではなく、医薬品のスクリーニングなどに用いる評価実験用動物の作製に対して細胞シート工学を応用するという新たな発想に基づいたもの。

 ケンコーコム<3325.T>=連日のストップ高。直近はネット販売を巡って、政府は現在禁じている第1類と第2類のうち、副作用リスクが最も高いとされる第1類の一部を除く市販薬の99%超でネット販売を認める方向で最終調整に入ったと報じられていることが刺激材料。十字足を示現して目先底値となった2月14日から、3月8日の高値まで1カ月弱で4倍以上の大変貌を遂げるなどボラティリティが極めて高い。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)