ラスキンFRB理事の講演内容に注目

ラスキンFRB理事の講演内容に注目
ドル/円相場は堅調な株式相場を眺め、東京市場中から戻り歩調を辿っており、欧州市場に入ると100円台に乗せている。目先は昨日の高値水準である100.70円台を突破できるかが焦点になってくるだろう。株価や米長期金利の動向などを眺めながら、どこまで上値を伸ばせるか、ムードを確認したい。

ただ、本日の米要人発言には要注意だ。今夜は米連邦準備制度理事会(FRB)のラスキン理事とカンザスシティ連銀のジョージ総裁の講演が予定されている。タカ派と知られるジョージ・カンザスシティ連銀総裁はともかく、ハト派で知られるラスキンFRB理事が量的緩和縮小に前向きな意見を示せば、一段とドル高が進むと考えられる。一方でラスキンFRB理事が引き続き目先の量的緩和縮小について慎重な意見を示せば、昨日のISM製造業景況指数の弱い結果と合わせ技となって、ドル/円が「戻り売り」の様相となる可能性もある。ラスキン氏の講演が始まる25時30分以降の相場の動きには警戒したい。