ドル円反発! 押し目買いの好機か?それとも…?

ようやく歯止めが掛かった円買い
※ご注意:予想期間は6月6日と表示されていますが、本日(5日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

 昨日は日経平均が反発したこともあり、リスク選好の円売りと、前日の全面安を調整するドル買い戻しが進行しました。このため前日に98円台へと売り込まれたドル円は5営業日ぶりに反発となって100円の大台を回復し、129円台に下落していたユーロ円も一時131円台へと持ち直しました。

 もっとも主要なイベントが目白押しというスケジュール感や、米貿易収支が-403億ドルと前月から悪化したものの「輸入増に伴う赤字拡大は内需好調の証拠」との見方からドルが買われる場面が見られるなどしたことから、積極的に上値を拡大するなど“明確な方向感”は定まりませんでした。
本日はリスクイベント目白押し
 こうした中で本日のポイントですが、まずは不安定な動きを続ける株式(特に日経平均)と、そして各種イベントを睨みながらといういつもの“神経質な展開”はまだ続くと想定されるところです。

 5・10日であると共に、豪GDP・中HSBC非製造業PMI(購買担当者景気指数)さらには3本目の矢とされる成長戦略公表など、本日は東京タイム序盤からリスクイベントが目白押しです。さらにこうした流れは欧・英・米のサービス業PMIや米地区連銀経済報告〈ベージュブック〉など欧州タイム以降も続き、何より週末の米雇用統計の前哨戦とされる米ADP雇用統計(民間)も本日は予定されています。このため仕掛け的な動きが入りやすい反面、ポジション調整の動きも交錯して“上を下へ”と揺れ動く方向感の見出しづらい展開が想定されるところです。
レンジを想定も、サプライズには要警戒
 いずれも結果次第というところがあるため、現時点で次なる方向性を定めることはできず、慎重かつ臨機応変な対応が求められる局面といえます。基本的には幅のある“上を下へ”と揺れ動くレンジ相場が想定していますが、昨日の動きでリスク回避に伴った下方向へのメドは“ある程度たった格好”といえます。そう考えるとより警戒しなければならないのは、“想定外の要因が飛び出した際”の“ポジティブサプライズ”による“円売り(上方向)”でしょうか・・・?
ドル円 抵抗・支持ライン
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。
12:15 ドル円 抵抗・支持ライン追加

上値5:101.508(20日移動平均線)
上値4:101.000(大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:100.714(日足・一目均衡表転換線)
上値2:100.544(ピボット1stレジスタンス)
上値1:100.374(日足・一目均衡表基準線)
前営業日終値:100.063
下値1:99.455(ピボット1stサポート)
下値2:99.211(50日移動平均線)
下値3:99.000(大台)
下値4:98.845(6/3安値、ピボット2ndサポート)
下値5:98.576(5/8安値)