各国株価まちまちの動きでドル円もレンジ取引

ジョージ米カンザスシティー連銀総裁「量的緩和のペースを減速することが必要」
昨日の海外時間には、各国株価の動きがまちまちとなる中、ドル円が買われる場面もありましたが、100円台前半を中心としたレンジ取引となりました。

欧州時間序盤、日経平均の上昇を受けて欧州株が寄り付きから上昇したことからユーロ買いが強まって、ユーロドルは1.3080台まで、ユーロ円は131.40円付近まで、ドル円も100.40円台まで上昇しました。しかし欧州株が上昇幅を縮小する動きとなると円買いが強まってドル円は99.80円台まで、ユーロ円は130.70円台まで反落し、全般的なドル売りが強まったことからユーロドルは1.3100付近まで上昇しました。

NY時間にはいって、米長期金利が上昇を始めるとドル買いが優勢となって、NYダウが寄り付きから上昇したこともあってドル円は100.30円台まで上昇し、ユーロドルは1.3040台まで下落しました。しかしNYダウが下落に転じると再びドル売りが強まって、ドル円は100.00円付近まで下落し、ユーロドルは1.3090付近まで上昇しました。

NY時間午後にはいって、一旦ドル買いが強まる場面もありましたが、NYダウが下落幅を拡大したことからドル円は99.90円台まで下落しました。引けにかけてジョージ米カンザスシティー連銀総裁が「量的緩和のペースを減速することが必要」などと述べたことから米長期金利が上昇しましたが、NYダウが下げ幅を縮める中リスク回避の動きが後退し、ユーロドルは1.3090付近まで上昇しました。

なおユーロ円は海外時間を通して、131.00円を中心としたレンジ取引に終始しました。

今日の海外時間には、ユーロ圏・5月サービス業PMI、英・5月サービス業PMI、ユーロ圏・4月小売売上高、ユーロ圏・第1四半期GDP、米・5月ADP民間雇用者数、米・5月ISM非製造業景況指数、米・4月製造業受注の発表があるほか、米・ベージュブック(地区連銀経済報告)の公表があります。