カーバイドがストップ高、大商いに思惑錯綜

 日本カーバイド工業<4064.T>がストップ高。仕手系材料株としての思惑が根強い銘柄だが、きょうは商い急増で大陽線包み足を示現、にわかに上値思惑が広がっている。前場に2200万株弱の売買高をこなし、急騰で市場の注目を集めた6月3日の1日分の売買高の2倍強に膨らんだ。「寄り付き時点で大口のクロスが観測され、玉移動思惑からの仕切り直しが意識された」(中堅証券営業体)という。ここ中低位材料株に波状的に物色資金が向かっており、特定資金の参戦が一部観測される中で、全体相場の乱調局面にかかわらず投機色の強い個人投資家資金を巻き込んでいる。同社株は全体上昇相場に先駆して昨年10月から大相場の道程を歩んでいるが、今年4月15日に630円で高値をつけてからは調整色を強めていた。

カーバイドの株価は12時50分現在532円(△80円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)