経済イベントから方向感を見出せるか

乱高下の可能性
ドル/円相場は100円を挟んでの攻防が続いている。ここから、昨日から本日にかけて上値を抑えられている100.50円突破か、それとも再度3日につけた安値98.86円まで値を下げるかが注目される。

本日は米5月雇用統計の前哨戦として注目度の高い米5月ADP全国雇用者数や、米5月ISM非製造業景況指数のほか、米地区連銀経済報告(ベージュブック)も発表されるイベントが多い一日だ。指標結果に良好なものが続けば、米量的緩和の早期縮小観測が再び強まり、米国株には一旦下押し圧力がかかるものと考えられる。ただ、米国株安自体はドル/円には下押し要因であるものの、「量的緩和の早期縮小」そのものは教科書的にはドル買い材料になる。
ドル/円がどちらの動きを見せるかは、そのときの流れを確認するより他ない。予断は持たず、イベント後の流れに乗ることが肝要と言えそうだ。