東京株式(大引け)=518円安、先物主導で後場下げ加速

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 5日の東京株式市場は前日とは打って変わって主力株中心に大きく売られ日経平均は急反落となった。先物主導で下落歩調を強め、前日の倍返しの下げとなり今年3番目の下げ幅を記録した。
 大引けの日経平均株価は前日比518円安の1万3014円と急反落となった。東証1部の売買高概算は43億6833万株、売買代金は3兆2727億円。値上がり銘柄数は340、値下がり銘柄数は1325、変わらずは51銘柄だった。
 きょうの東京市場は、前日の米国株市場が反落したものの、朝方は為替市場が1ドル=100円台前半で落ち着いた動きとなっており、買い先行でスタートした。しかし買い続かず、その後は前日比プラスとマイナスの挟間を往来する展開に。後場は円高が進行し1ドル=100円を割り込んだことで地合いが悪化。安倍首相が講演で述べた成長戦略第3弾の内容が、事前報道の範囲内でサプライズに欠ける内容だったこともあって、先物安から裁定売りを呼び込み、売りが加速する形となった。日経平均は2カ月ぶりの安値水準に沈んでいる。
 個別では、東電がストップ安となったほか、野村HDも急反落。みずほ、三菱UFJなどの銀行株も大きく下げた。ファーストリテも大幅安。三井不、ケネディクスなど不動産関連も値を崩している。ソニー、キヤノンも売られた。半面、個別材料株に資金が流れており、東京計器が一時値幅制限いっぱいに買われたほか、カーバイド、エイチームもストップ高。丸栄も高い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)