<動意株・5日>(大引け)=カーバイド、UNITED、ジーエヌアイなど

 日本カーバイド工業<4064.T>=ストップ高。仕手系材料株としての思惑が根強い銘柄だが、きょうは商い急増で大陽線包み足を示現、にわかに上値思惑が広がっている。前場に2200万株弱の売買高をこなし、急騰で市場の注目を集めた6月3日の1日分の売買高の2倍強に膨らんだ。「寄り付き時点で大口のクロスが観測され、玉移動思惑からの仕切り直しが意識された」(中堅証券営業体)という。ここ中低位材料株に波状的に物色資金が向かっており、特定資金の参戦が一部観測される中で、全体相場の乱調局面にかかわらず投機色の強い個人投資家資金を巻き込んでいる。

 ユナイテッド<2497.T>=ストップ高。5月29日に、昨年7月にiPhone版をリリースし、累計800万ダウンロード超のヒットアプリ「CocoPPa(ココッパ)」のAndroid版をリリースしたと発表したことが改めて注目されている。「CocoPPa」は、スマートフォンのホーム画面を自分らしくすることができる、ショートカットアイコンや壁紙のイラスト投稿コミュニティ。

 ジーエヌアイグループ<2160.T>=ストップ高。同社は4日引け後に、子会社北京コンチネントファーマスーティカル社(BC社)への投資受け入れに関する契約を締結したと発表しており、これが材料視されている。これは、第三者が1000万元をBC社に投資し、増資後の持分比で6.25%相当分の持分を所有したいとの申し出に対するもの。同契約締結後も、同社グループは北京コンチネントファーマスーティカル社の持分51%を継続保有するとしている。

 ペガサスミシン製造<6262.T>=投機資金の継続的流入が観測される中、きょうで4連騰となり、持ち前の材料性を発揮。同社は工業用ミシンの大手で、中国向けの売上依存度が高い。中国経済の先行きは依然として不透明ながら5月の中国PMI(製造購買担当者景気指数)が前月から改善をみせていることで中国景気にソフトランディング期待も浮上している。

 タダノ<6395.T>=急伸。5月下旬以降は全体相場の乱調に引きずられ調整色を強めていたが、好業績期待を背景に押し目買いが流入している。建設用クレーンでは世界屈指の実力。米国では、前期にオイルサンド精製プラント建設向けで大口案件を獲得したが、今期も一段の需要を確保する見通しで「会社側計画を上回る可能性がある」(国内中堅証券調査部)という。経済成長著しい東南アジア向けにも車両搭載型クレーンが伸びている。

 エイチーム<3662.T>=急反発。ソーシャルゲーム関連が見直されるなかで、モンスターバトルゲーム「ダークサマナー」が世界的な人気を誇る同社も物色されている。「ダークサマナー」は全世界で累計700万ダウンロードを突破しているが今夏には「ダークサマナー」の続編的な最新作として「ダークラビリンス」をリリースする予定で「ダークサマナー」同様のヒットとなれば業績への貢献度も大きそうだ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)