「成長戦略に失望、幅広い銘柄に処分売り」

「再び円高歩調」
 本日の日経平均は518.89円安の13014.87円で取引を終了した。朝方は方向感の乏しいもみ合い相場となったが、後場に入ってから安倍首相の成長戦略に対する期待感が台頭。一時上昇幅を広げる場面もあった。ただ、買い一巡後は、「目新しい材料はない」との見方が優勢となり、材料出尽くし感が台頭。一気に売られる展開となった。ドル・円相場は再び1ドル=99円台へ突入。円高リスクも台頭し、幅広い銘柄に処分売りが出た。日経平均の日足チャートでは、弱気の包み足が出現。先安観の強いチャート形状であり、明日以降も下値模索の動きが続きそうだ。本日の一時的な上昇によって、上方の窓(13610.25円-13681.39円.)は完全に埋めた。強い達成感が漂っており、これが下落の契機となっている。今度は下方の窓(12634.54円-12831.10円)を埋める順番であり、ここからあと400円程度の下落余地がある。一連の下落相場も最終局面を迎えたと言え、いったんはリバウンドのタイミングを待つ局面であると考える。

「地面まで残り4メートル」
 バネの力なんて所詮そんなものだ。下落する力を一時的に上昇エネルギーに変えたところで、結局は重力に勝てないのだ。車は回転しながら真っ逆さま。地面まで残り4メートル。背面で着地すれば、「グチャ」という音がすることになる。もちろん乗員はすべて瀕死の状態となる。