各国株価下落で円買い強まる

米・5月ADP民間雇用者数は予想を下回る結果
昨日の海外時間には、発表された米・5月ADP民間雇用者数が予想を下回る結果だったことから全般的にドル売りが強まりました。その後反発する場面もありましたが各国株価が下落したことから円買いが強まりました。

欧州時間序盤、日経平均先物が300円以上反発したことからドル円は99.40円台から100.00円付近まで、ユーロ円は130.60円台まで反発しました。この間全般的にドル買いが強まったことからユーロドルは1.3050台まで下落しました。しかし株価の上昇が一服し、日経平均先物や欧州株が下落し転じると、ドル円は再び売りが強まり99.30円付近まで、ユーロ円も129.70円台まで下落し、ユーロドルは1.3070付近まで反発しました。

NY時間序盤、発表された米・5月ADP民間雇用者数が予想を下回る結果だったことから全般的にドル売りが強まって、ドル円は99.10円台まで下落し、ユーロドルは1.3110台まで上昇しました。しかし各国株価が堅調に推移したことからドルが買い戻され、ドル円は99.70円台まで反発し、ユーロドルは1.3060付近まで下落しました。

その後発表された米・4月製造業受注が予想を下回ったことからNYダウと米長期金利が下落し、NY時間午後にかけて再びドル売りが強まりました。ドル円は98.90円台まで、ユーロ円も129.60円付近まで下落し、ユーロドルは1.3100台まで上昇しました。

続いてフィッシャー米ダラス連銀総裁が「市場は量的緩和縮小を織り込み始めている」と述べたことから、米長期金利が一時反発し、ドル円は99.30円台まで反発する場面がありました。

東京時間にはいってからは、日経平均の上下に合わせてドル円も上下し、日経平均の上昇を受けて一時99.40円台まで買われたあと、99.00円台まで反落しています。

今日の海外時間には、英中銀(BOE)と欧州中銀(ECB)の政策金利発表があります。両者とも据え置きの見通しで、ドラギ・ECB総裁の会見も予定されています。そのほか独・4月製造業受注、米・新規失業保険申請件数の発表があります。