米雇用統計発表を控え・・・・

QE縮小の思惑が波乱に・・・
 明日の米・5月雇用統計発表を控え、今日も米国市場では、ポジション調整の動きが強まるものと思われます。このところ、FRB当局者から、連日の様に、「QE縮小」の可能性が示唆され、昨日の米国株は大幅に値を崩す事となりました。今日は米国で、新規失業保険申請件数の発表が予定されており、数字次第で波乱が見られるかもしれません。

 5月中旬までは、米景気拡大観測が、米国債利回りをじりじりと押し上げ、一方で米国株とドルも堅調な推移を続けていました。しかし、バーナンキFRB議長による議会証言での「QE縮小」への言及以降は、米国債利回りが一段と上昇幅を拡大しましたが、米国株やドルの上昇には必ずしもつながらない展開となり、最近は波乱含みの様相を強めています。

 日本株の地合いが相当悪化している現在、米国株の調整が強まる事となれば、日経平均の一段安が予想される為、これがドル円の調整幅を拡大させる可能性があります。本来なら、明日の雇用統計後に相場が大きく動くのだと思われますが、状況が状況だけに、今夜のドル円相場も気を抜けない状況が続きそうです。