ドル/円は下値警戒ムード継続、新規失業保険申請件数に注意

ドル/円は下値警戒ムード継続、新規失業保険申請件数に注意
東京市場のドル/円は不安定な値動きが続く日本株を眺めて神経質な展開を余儀なくされた。ただ、日経平均が後場に入り一時12800円台まで下落する中でも、日本株寄り付き前に付けた安値98.85円を割り込むことなく推移しており、日本株安=円高の方程式が崩れ始めているようにも見受けられる。

もっとも、昨日発表された米5月ADP全国雇用者数が事前予想(16.5万人増)を下回る13.5万人増にとどまった事で米国の金融緩和が早期に縮小されるとの見方が揺らぎ始めており、明日の5月雇用統計への不安とともにドル安警戒感がくすぶっている。このためドル/円の下値警戒ムードは続きそうだ。

本日のNY市場では米新規失業保険申請件数(21:30)の発表が予定されているが、大幅な改善(減少)とならない限り雇用統計に対する不安を払拭する事はできそうにない。反面、足元の市場はドル安材料に反応しやすい地合と言えるため、事前予想(34.5万件)を上回る事になればドル/円が安値を更新して下落する可能性があろう。