7日の株式相場見通し=一時、1ドル95円台への円高進行を受け売り先行

 7日の東京株式市場は、前日のNY外国為替市場で一時、1ドル=95円台をつけるなど、急速な円高・ドル安が進行していることを嫌気して、輸出関連の主力銘柄を中心に売りが優勢となり続落する見通しだ。
 ECB(欧州中央銀行)は6日の定例理事会で、ユーロ圏17カ国の主要政策金利の据え置きを決定。ドラギ総裁はその後の記者会見で「景況感に若干の改善が見られる」と楽観的な見方を示した。これに伴い、ユーロ高・ドル安となり、これが円高誘発のきっかけとなった。また、7日発表される米雇用統計が弱い数字となり、米連邦準備理事会(FRB)金融緩和への出口戦略が遠のくとの観測が広がり、ドル売りが加速する結果となった。
 日程面では、4月の景気動向指数、5月末の外貨準備高、5月末の携帯電話・PHS契約数に注目。海外では、米5月の雇用統計、米中首脳会談(~8日)、重慶自動車工業展(~13日)が焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)