東京株式(前引け)=為替の円高進行受け買い手控えムード強い

 7日前引けの日経平均株価は前日比171円安の1万2732円と続落。前場の東証1部の売買高概算は19億5434万株、売買代金は1兆3971億円。値上がり銘柄数は111、対して値下がり銘柄数は1584、変わらずは17銘柄だった。全体の9割以上の銘柄が下落している。また、売買高や売買代金も減少傾向にある。
 きょう前場の東京株式市場は、想定外の円高進行を嫌気する形で売りがかさんだ。前日のNY外為市場で1ドル=95円90銭まで円が買われ、その後ややドルが買い戻されたものの足もとは再び円高傾向で1ドル=96円台半ばの推移と円高水準にあることから、主力株をはじめほぼ全面安商状に売られた。日本時間今晩に5月の米雇用統計発表を控えており、これを見極めたいとの思惑から押し目買いの動きも限られている。
 個別ではトヨタ、いすゞが大幅安となったほか、三井住友など大手銀行株も売られた。ソフトバンクも値を下げ、NTTも安い。エイチーム、大同工も利食いに急落している。半面、東電が高く、ファーストリテも朝安切り返した。三井不、菱地所など不動産株にも買いが先行している。ツガミ、廣済堂、全国保証なども値を飛ばしている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)