<動意株・7日>(大引け)=タカラレーベン、ケンコーコム、全国保証など

 タカラレーベン<8897.T>=大幅反発。同社は埼玉、東京を中心に分譲マンション販売に展開している。前日に200円超の下げをみせており目先リバウンド期待が膨らんでいるほか、債券市場が上昇傾向にある中で長期金利低下による調達コストの改善を手掛かりに買いが優勢となっている。前日発表された都心のオフィス空室率が低下傾向を示していることも、不動産セクターにとっては好材料だ。

 ケンコーコム<3325.T>=ストップ安。7日付の日本経済新聞夕刊で、「自民党が7日午前に開いた日本経済再生本部などの合同会議で、政府が成長戦略に盛り込む一般用医薬品のインターネット販売解禁について『ネット販売で需要増にはつながらない』などの反対意見が続出した」と報じられたことを嫌気。自民党は昨年の衆院選挙の公約でも、「医薬品のネット販売の安易な規制緩和は行わない」と明記しており、ここにきての薬のネット販売解禁への障壁出現が嫌気されているようだ。

 全国保証<7164.T>=急速な切り返し。同社は地銀や信金など金融機関と提携して住宅ローン保証事業を手掛けており、足もとの長期金利の低下傾向で買い向かう動きが顕在化した。長期金利上昇へ警戒感を示す日銀は上昇を抑えるための追加策発動に前向きな動きをみせており、これが同社を含め不動産株にとって買い戻しを促す材料となっている。

 廣済堂<7868.T>=大幅反発。今年3月から医療情報基盤と協業して、日本では初めてとなる医療従事者を対象とした病院内でのデジタルサイネージ事業「医療デジタルサイネージ」の正式運用を開始しており、安倍首相が意欲を見せている先端医療の技術輸出にも絡んで同社の取り組みも再び見直されている。6日には5月10日の381円以来の安値水準となる385円まで下落していたが、この日は出直る動き。

 ガンホーオンラインエンターテイメント<3765.OS>=大幅安で5日続落。前日はいったん100万円大台を割り込んだ後、引けにかけて105万円台まで戻したが、きょうは改めて売り直され、前日の安値を割り込む場面もあった。ここ新興市場の下げがきつくなっており、同社株が上場するジャスダック市場は日経ジャスダック平均がきのうに続く大幅安、地合いの悪化が高値警戒感のあった同社株にマイナスに作用している。

 神鋼環境ソリューション<6299.OS>=急反落。5月30日に体内に油脂を多く含むミドリムシを発見したと発表して以降、連日のストップ高となっていたが、発表翌日の31日から前日までの5日間で株価は3.5倍にも達していた。この日は週末要因に加えて、1000円大台乗せの達成感もあってこの日は利益確定売りが優勢となっているようだ。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)