東京株式(大引け)=26円安、円高嫌気も後場下げ渋る

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 7日の東京株式市場は、大幅な円高を受けて売り先行で始まったが、後場には公的年金運用法人の日本株買いの思惑が巡り急速に下げ渋る展開となった。大引けの日経平均株価は前日比26円安の1万2877円と小幅続落。東証1部の売買高概算は43億9973万株、売買代金は3兆3421億円。値上がり銘柄数は231、値下がり銘柄数は1447、変わらずは38銘柄だった。値下がり銘柄数は85%弱に達している。
 きょうの東京市場は前日のNY外為市場で一時、1ドル=95円90銭まで買われる円高となったことで、リスクオフの流れが強まりほぼ全面安に売られる展開となった。日経平均の短期急落によりテクニカル面では押し目買いの思惑も浮上しているが、週末であるうえ日本時間今晩に5月の米雇用統計発表を控えていることもあって買い向かう動きも限定的だった。日経平均は、一時日銀が異次元緩和導入を決定した4月4日の終値を下回る場面もあった。後場に入ると、公的年金を運用するGPIFの日本株買いへの期待が巡り、今度はいったんプラス圏に浮上するなど目まぐるしい動きを続けたが、結局大引け間際にマイナス圏に沈んだ。
 個別では、東電が高く、アイフルも買われた。ケネディクスなど不動産株も大きく上値を伸ばした。GSIクレオス、カーバイドが買われ、全国保証も値を上げている。半面、トヨタ、富士重など自動車株が安く、大同工、新日本科学が急落。Vコマース、一休も大きく値を下げたほか、エイチームは一時ストップ安に売られた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)