来週の株式相場見通し=SQ控え波乱展開続く、底値固めから上昇の機探る

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 来週(10~14日)の東京株式市場は、週末14日の株価指数先物・オプション6月物のメジャーSQ(特別清算指数)を控えて、持ち高解消の動きが活発化することから、引き続き振れ幅の大きい波乱展開が予想される。
 ただ、市場関係者からは(1)7日安値の1万2500円水準は、PER14倍で米株式指標のS&P500指数のPER15倍と比べても割高感はない、(2)7日の東証1部の騰落レシオ(25日移動平均線)が、76.91%と80%を割り込んで、底値圏が接近、(3)25日移動平均線(1万4278円=7日現在)とのマイナスカイ離率が9.81%と売られ過ぎを示唆――などの見方が浮上しており、底値固めから上昇のタイミングを探る可能性もある。日経平均株価の想定レンジは、1万2300~1万3200円とする。
 今週末の2日間、ジャスダック、マザーズの新興市場の下げが加速したことで、特に個人投資家への後遺症が来週も尾を引きそうだ。
 日程面では、株価、円相場ともに大波乱となるなかで、日銀金融政策決定会合(10~11日)に何らかの対策を期待する声は多い。このほか、4月国際収支、5月景気ウオッチャー調査(10日)、4~8月期の法人企業景気予測調査、5月マネーストック、5月の工作機械受注(11日)、4月の機械受注(12日)、政府が成長戦略と骨太の方針を閣議決定、メジャーSQ(14日)に注目。海外では、ゲーム見本市E3開催(11~13日)、米5月の小売売上高(13日)、米5月の鉱工業生産・設備稼働率(14日)が焦点。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)