<マーケットアイ> 相場波乱!カギ握る外国人動向(2)

 もっとも、バンク・オブ・アメリカ メリルリンチによる5月のファンドマネジャー調査によると、グローバル資産配分担当者の差引31%が日本株を「オーバーウエート」とみており、「日本株への強気論は強固」と同社は指摘している。外国人投資家の日本株への評価はいまも続いている、とみる声は多い。

 焦点となっているのは米国の量的緩和縮小が浮上するなかでの外国人の投資スタンスだ。

 「米国株市場は夏場にかけ上昇が期待できる。この過程で外国人投資家が日本株に買いを入れてくることは予想できる」と第一生命経済研究所の桂畑誠治氏は指摘する。

 注目を集める米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和の縮小は、市場では10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)からとの見方が有力となりつつある。

 ただ、この見方は米雇用統計の内容次第で、早くても12月以降へ先延ばしされる可能性がある。「量的緩和はしばらく維持されるという見方が強まればNYダウは1万6000ドルを目指す動きも見込める」と桂畑氏はいう。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)