東京株式(寄り付き)=米株高を引き継ぎ買い優勢

 週明け10日の東京株式市場は大きく買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比264円高の1万3141円と急反発。前週末発表された5月の米雇用統計は強弱相半ばする結果で、FRBの量的緩和政策の早期縮小観測が後退、これを背景に米国株市場ではNYダウが207ドル高と急騰しており、リスク許容度が高まった外国人買いなどを背景に広範囲に買いが優勢となった。ここ相場の波乱要因となっている為替市場では、足もと1ドル=98円前半の推移と円安含みに推移していることも買い安心感につながっている。目先、日経平均は大幅な調整を入れていた反動でリバウンド狙いの買いも入りやすいが、投資家の不安心理も根強く、買い一巡後はボラティリティの高い相場展開が引き続き予想される。業種別には全面高様相で、値上がり上位業種は鉄鋼、非鉄、紙パルプ、海運、サービス、水産など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)