三菱重工が逆行安、米原発損害賠償請求で収益への影響懸念

 三菱重工業<7011.T>が続落、地合い好転で全般買い戻しが先行するなか逆行安になっている。各報道機関が「米国の電力会社、南カリフォルニア・エジソン(SCE)原子力発電所2基の廃炉を決め、不具合があった蒸気発生器を納入した三菱重工業に損害賠償を求める」と報じたことが嫌気されている。検査や補修費用として1億ドル以上を請求していると伝えており、収益への影響が懸念された。前週は日仏首脳会談で原発輸出を柱にした共同声明が発表されたほか、7日には仏アリアンスペース社と宇宙ロケットの商業打ち上げについて協力覚書を結んだことから、今後への期待が高まっていただけに失望売りがかさんでいる。

三菱重工の株価は10時2分現在551円(▼32円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)