東京電力が続騰、福島第一原発核燃料取り出し前倒し開始と報じられる

 東京電力<9501.T>が続騰、一時前週末比74円高の589円まで買い進まれた。相場全体の地合い好転に伴い、買い優勢の展開が続いている。8日付の読売新聞が「福島第一原子力発電所の廃炉作業について、政府と東京電力は21年末までに開始する予定だった、1~3号機からの溶けた核燃料の取り出し作業を最大1年半早めて開始する」と報じたことが好感されている。工程上、最難関とされる燃料取り出しの着手を早めることで、全体で30~40年かかる廃炉工程の短縮を目指し、住民が早く帰れるよう環境を整備すると伝えている。9日に地下貯水槽から放射性物質に汚染された水が漏れた問題で、地下貯水槽から地上タンクへの汚染水移送が完了したと発表したことも買い安心感を誘ったようだ。

東京電力の株価は13時現在543円(△28円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)