滝沢鉄が急反発、投資減税の思惑背に中長期上昇波形成の入り口に

 滝沢鉄工所<6121.T>が4日ぶり急反発。前週に全体相場の波乱安の影響で調整色を強めていたが、前週の下げ分を一気に取り戻す瞬発力の高さをみせつけている。安倍首相は、企業の設備投資の更新や再編を促すべく投資減税に前向きな姿勢を示すが、同社はNC旋盤の売上高が全体の約70%を占めており、この国策の追い風を享受できる。また、自動車販売回復の動きも業績を後押しし、今3月期は経常利益段階で17億5000万円と2ケタ増益が見込まれている。同社は今年3月21日付で東証2部から1部に指定替えとなったが、これを契機に約4年半にわたる100円台前半の底値ボックスを上に放れ、今年4月には200円台替え目前まで買われた。その後大きく値を下げたものの、PERやPBRなど指標面からは割安感が強く、「ファンドの組み入れなど法人筋の新たな買い需要が、中期上昇トレンド形成のハシリとなる」(中堅証券)との見方も市場には根強い。

滝沢鉄の株価は14時16分現在160円(△24円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)