外為サマリー:1ドル98円40銭前後の円安、株高でリスクオン姿勢も

 10日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=98円39~40銭近辺と前週末午後5時時点に比べ1円81銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=129円38~42銭と同1円45銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は午後に入り、日経平均が上昇幅を拡大するのと歩調を合わせ98円40銭前後に下落した。7日の米5月雇用統計の発表を経て、米国量的緩和の縮小はまだ先との観測が浮上しリスクオン姿勢が強まった。日銀会合の結果はあす発表されるが、市場には日銀の資金供給オペの期間延長が打ち出される可能性を指摘する見方が出ている。長期金利が安定すれば、株高・円売りが膨らむとの期待も出ている。この日発表された1~3月期国内総生産(GDP)改定値が年率で4.1%増と速報値の3.5%増から上方修正されたことも、株高要因との見方から円安・ドル高にはプラス材料と受け止められている。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3196~97ドルと前週末午後5時時点に比べ0.0050ドルのユーロ安・ドル高となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)