東京株式(大引け)=636円高、今年最大の上げ幅を記録

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 週明け10日の東京株式市場は4日ぶりに急反騰、途中伸び悩む場面もあったが、後場は次第高で水準を切り上げ、上げ幅は今年最大となった。
 大引けの日経平均株価は前日比636円高の1万3514円と高値引けとなった。東証1部の売買高概算は32億5193万株、売買代金は2兆5760億円。値上がり銘柄数は1670、値下がり銘柄数は39、変わらずは7銘柄。全体の97%の銘柄が上昇する文字通りの全面高商状となったが、売買代金は5月7日以来1カ月ぶりに3兆円を大きく下回り、売り物薄の真空地帯を一気に戻す構図となった。
 きょうの東京市場は、一気に買い戻しの流れが強まった。前週末発表された5月の米雇用統計は強弱相半ばする結果で、FRBの量的緩和政策の早期縮小観測が後退、これを背景に米国株市場ではNYダウが急騰しており、リスク許容度の改善した外国人投資家の買いなどを足場に急反騰で1万3000円台半ばまで上値を伸ばした。前場伸び悩む場面もあったが、為替が円安方向に振れるのを横目に株価指数先物へ断続的な買いが入り、裁定買いを通じて全体指数を押し上げた格好だ。
 個別では、ほぼ全面高様相の中、売買代金上位で値を飛ばしたのが東電、トヨタ、野村HD、ソフトバンク、三菱UFJ、ソニーなど各業界の代表株で、業界に偏りなくランキング上位にバランスよく分散している。中小型材料株も人気。値上がりトップはT&Gニーズでストップ高に買われたほか、クックパッド、ポールHDもストップ高。ペガサスも一時値幅制限いっぱいに買われた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)