あす(11日)の株式相場見通し=波乱展開も買い優勢、日銀の金融政策決定会合を注視

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 あす(11日)の東京株式市場は、引き続きボラティリティ(株価変動率)の大きい地合いのなかで、日銀の金融政策決定会合の内容を注視しながらの展開が予想されるものの、日経平均株価は続伸となりそうだ。ただ、市場参加者の多くは、黒田東彦日銀総裁による債券相場の混乱を沈静化するための施策の発表を期待している。市場から「有効な追加策が打ち出されなかった」と判断された場合、反落する可能性もある。
 10日の東京株式市場は4日ぶりに急反騰。日経平均株価終値は、前日比636円高の1万3514円と高値引けで、今年最大の上昇幅を記録した。市場からは「7月参院選を控えて、株価の変調をこれ以上長引かせたくないという政府の意志が強まることが予想され、株価にプラスインパクトのある政策が打ち出される可能性がある」との見方も出ている。
 東証マザーズ市場に、独自の創薬開発プラットフォームシステム(PDPS)を用いた特殊ペプチド創薬研究開発を手掛けるペプチドリーム<4587.T>が新規上場する。日程面では、日銀の政策決定会合後に黒田総裁が会見、5月のマネーストック、4~6月期の法人企業景気予想調査に注目。海外では、世界最大級のゲーム見本市E3開催(~13日)が焦点に。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)