あす(11日)の為替相場見通し=日銀の金利安定化策に期待

 あすの東京外国為替市場の円相場は、99円台への値戻しを狙う展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=98円20~99円50銭、1ユーロ=129円50~131円50銭。11日は日銀金融政策決定会合の発表がある。金融政策の大きな枠組みには変化はないが、長期金利の乱高下が懸念視されているなか、最長1年としている資金供給オペの期間を2年以上にする可能性があるとの見方が浮上。日銀のオペ期間延長による金利安定化への期待感が強まっている。日銀の決定に伴い、金利低下が進めば株高とともに円安が進むとの見方が出ている。
 7日の米5月雇用統計の発表を経て、市場には「米量的緩和はしばらく続きそうだ」との見方が強まっている。こうした中、NYダウなどの堅調な値動きが続けば、円相場は6日のニューヨーク市場で急伸する前の水準である99円台から100円前後へ値を戻す展開も期待できそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)