東京株式(寄り付き)=買い手掛かり材料に乏しく小幅安

 11日の東京株式市場は売り買い交錯もやや売り先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比9円安の1万3504円と小幅反落。前日の日経平均は約4年8カ月ぶりとなる上昇幅を記録したが、きょうはその余勢を駆っての買い戻しと、目先の利益確定売りが交錯している。前日の欧米株市場の動きはまちまちで、米国市場ではナスダックが高かったもののNYダウが小幅安と方向感を欠く展開で手掛かり材料に乏しい。一方、為替市場では1ドル=98円台後半の推移と円安水準でもみ合っている。きょうは前日から行われている日銀の金融政策決定会合の結果発表を控えており、これを見極めたいとの思惑から売買が手控えられる可能性も指摘される。また、今週末にSQを控えていることから、引き続き先物絡みで値動きの荒い展開となる場面もありそうだ。業種別には軟調なものが多く、値下がりで目立つのはゴム製品、情報通信、その他金融、不動産、石油など。半面、紙パルプが堅調に推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)