外為サマリー:1ドル98円60銭台へ下げ幅縮小、日銀会合の結果へ関心集まる

 11日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=98円65~66銭近辺と前日午後5時時点に比べ27銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=130円87~91銭と同91銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は、朝方は99円前後の円安水準で推移していたものの、その後、徐々に買い戻しが強まり98円60銭台へと下げ幅を縮小している。前日のニューヨーク市場では、米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米長期信用格付けの見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げたことを受け、一時99円28銭まで円安・ドル高が進行したが、東京市場に移ってからは、この日発表される日銀会合の結果に関心が集まっている。
 今回の日銀会合に対しては、金利安定化に向けた最長1年としている資金供給オペの期間を2年以上とする案に対して委員の間で意見が分かれているとの見方が浮上しており、結果発表に向けた警戒感から円買い戻しの動きも出ているようだ。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3258~59ドルと前日午後5時時点に比べ0.0048ドルのユーロ高・ドル安となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)