カイオムが完全ヒトADLibシステム開発の進展状況を公表

 カイオム・バイオサイエンス<4583.T>はこの日大引け後にトリBリンパ球由来DT40細胞の抗体遺伝子領域に対し、同社で定義する一定数以上のヒトの軽鎖抗体遺伝子および重鎖抗体遺伝子の両方を乗せ換えたプロトタイプ細胞候補株を作製し検証したところ、完全ヒトADLibシステムとしての全ての要件を満たす優良なプロトタイプ細胞株が獲得できたことを確認したことを発表した。
 すでに確立されている軽鎖・重鎖抗体遺伝子に関わる可変領域および定常領域をヒト遺伝子に変換した細胞株に対して、新たな抗体遺伝子導入方法と偽遺伝子座改変方法を採用することにより、より多くのヒト抗体配列からなる偽遺伝子を導入した。その結果、2月27日に開示した前回のジーンコンバージョン検証細胞株に比べて、ヒト抗体遺伝子配列の多様性が飛躍的に向上していることが確認され、今後の実用化ライブラリ構築に向けて大きな多様性を生み出すことが可能なプロトタイプを作製することに成功している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)