午後:債券サマリー 先物は5日ぶり大幅反落、日銀会合で失望売りも

 11日の債券市場では、先物中心限月9月限は5日ぶりに大幅反落した。この日発表された日銀金融政策決定会合の結果は、市場で期待されていた固定金利オペの年限長期化などは見送られたことから、失望売りも出た。
 日銀会合の結果は午前11時48分に発表され、全員一致で「現状維持」が決定された。この発表を受けた後場の先物は、前場終値に比べ19銭安の142円60銭でスタートし、一時142円35銭まで値を下げた。現物債市場では10年債や20年債などの利回りは上昇した。今回の日銀の決定に対しては「何らかの対策を期待していただけに失望感がある」(市場関係者)との見方が出ていた。
 この日の先物9月限は142円80銭で始まり、高値は142円81銭、安値は142円35銭、終値は前日比37銭安の142円57銭。出来高は3兆4134億円。10年債の利回りは前日比0.035%上昇の0.875%、 20年債は同0.030%上昇の1.680%、30年債は同0.015%上昇の1.805%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)