日立しっかり、火力発電事業統合契約やベトナム都市鉄道受注などを同時に発表

 日立製作所 <6501.T>が安寄りの後プラスに転じてきた。11日に三菱重工業<7011.T>との火力発電システムの事業統合基本契約、会社分割によるパワー半導体事業の再編に加え、ベトナム・ホーチミン都市鉄道1号線の設備一式受注などを同時に発表したことで、朝方は海外市場で急速に進んだ円高を嫌気した売りが先行したが、売り一巡後は押し目買いが優勢になっている。1号線はホーチミン市中心部から市北東部を結ぶ総延長19.7キロの路線建設計画で、18年初めに開業を予定している。同社は車両51両や信号システム、列車無線などの通信システム、受変電設備のほか、ホームドア、券売機・改札機、車庫設備を含む設備一式を納入する。今回の受注総額約370億円で、開業後5年間の保守契約も結ぶ予定。

日立の株価は9時40分現在660円(△2円)