外為サマリー:1ドル96円30銭台へ上げ一服、日銀会合後の波乱続く

 12日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=96円37~38銭近辺と前日午後5時時点に比べ1円80銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=128円30~34銭と同1円96銭の円高・ユーロ安で推移している。
 前日のニューヨーク市場で一時、95円59銭まで円高・ドル安が進行したが、その後は円売りが流入し、東京市場では96円台前半へとやや値を戻している。一部では、日本経済新聞が「金融庁は金融機関の投資家責任を厳しく問う制度を導入する」と報じたことも警戒感を呼び、リスク回避姿勢から円高要因に働いたようだ。また、海外ではインド・ルピーや南ア・ランドなど新興国通貨が下落を続けていることも注目されている。この日は米国の5月財政収支や10年国債入札などがあり、海外市場の動向などが関心を集めている。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3211~12ドルと前日午後5時時点に比べ0.0043ドルのユーロ高・ドル安となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)