カーバイドが大幅高、特定資金の攻勢思惑根強い

 日本カーバイド工業<4064.T>が全般地合い悪に抗して大幅高。同社株は6月5日の寄り付きに大口のクロスが観測され、その後株価はストップ高となり、玉移動思惑からにわかに人気が加速する形となった。翌6日は前日の上昇分を帳消しにする下げをみせたが、「これはクロス商いに誘われて提灯筋の買いが集中したことで、そのふるい落としの要素があった」(市場関係者)という見方。そこで仕込み直し一気の切り返しに転じる形となっており、仕手系材料株としての真骨頂を発揮している。同社株は昨年10月から大相場の道程を歩んでいるが、今年4月15日に630円で年初来高値をつけてからは変調で「全員参加型材料株としては仕掛品」(中堅証券営業体)という。15日の高値を抜けるかに市場の注目が集まっている。

カーバイドの株価は11時30分現在600円(△59円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)