東京株式(大引け)=28円安、押し目買いに後場下げ渋る

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 12日の東京株式市場は、朝方は円高を嫌気して大きく売りが先行して始まったが、その後下げ渋り、後場はプラス圏に浮上する場面もあった。売買高は低調。
 大引けの日経平均株価は前日比28円安の1万3289円と続落。東証1部の売買高概算は29億9393万株、売買代金は2兆2768億円と一段と細り、3日連続で3兆円台を割り込んでいる。値上がり銘柄数は723、対して値下がり銘柄数は867、変わらずは127銘柄だった。
 前日の日銀の金融政策決定会合で長期金利の上昇を抑える追加策が打ち出されなかったことから、海外で1ドル=95円台半ばまで円が買われるなど急速に円高ドル安が進行、これを受けてきょうの東京市場は寄り後早々1万3000円台を割り込むなどリスクオフの流れが継続した。しかし、その後は買い戻しや押し目買いが流入し下げ渋った。日銀のETF買いなどの思惑も底流に後場は一段と底堅さを発揮。為替市場でドルが買い戻されたこともあって、日経平均は午後2時半前に小幅プラス圏に浮上する場面もみられた。
 個別では、東電が高くケネディクスも買われた。ファナックも物色されている。このほかGSIクレオスも上昇、新日本科学、サニックスがストップ高となった。東特線、津田駒も買われるなど個別材料株物色は旺盛だ。半面、トヨタ、ホンダが軟調、スズキも売られた。三菱UFJなど大手銀行株も下げた。イオンモール、特殊陶、王子HDなどが大幅安となった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)