午後:債券サマリー 先物は続落、流動性供給入札の結果も懸念

 12日の債券市場では、先物中心限月9月限は続落。前日の日銀金融政策決定会合の結果を受け、債券市場に不透明感が強まったほか、この日実施された流動性供給入札の結果もさえず売り物が先行した。
 国債買いオペは「残存期間1年以下」「同1年超3年以下」「同3年超5年以下」で計8000億円強が実施されたが需要は堅調だった。一方、流動性供給入札は応募額6289億円に対し、落札額は2997億円と応札倍率は2.09倍だった。前月の2.46倍からは低下し、入札結果には弱めとの見方が出ていた。この結果を受け、先物市場では12時46分に141円94銭の安値をつけるなど需給の悪化が市場では懸念された。
 この日の先物9月限は142円57銭で始まり、高値は142円 78銭、安値は141円94銭、終値は前日比24銭安の142円33銭。出来高は3兆5441億円。10年債の利回りは前日比0.015%上昇の 0.885%、 20年債は同0.010%上昇の1.695%、30年債は同0.015%上昇の1.820%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)