東京株式(前引け)=急速な円高を嫌気して急落 

 13日前引けの日経平均株価は前日比701円安の1万2587円と大幅続落。前場の東証1部の売買高概算は16億9240万株、売買代金は1兆3201億円。値上がり銘柄数は83、対して値下がり銘柄数は1598、変わらずは28銘柄だった。全体の94%の銘柄が値を下げる全面安商状となった。
 きょう前場の東京株式市場は朝方から大きく売り優勢で始まったが、その後も下値を切り下げて日経平均は一時870円余り下げる場面があった。前日の米国株市場でNYダウが1万5000ドルを割り込むなどリスク資産圧縮の動きが続いており、これに加え為替市場で円高に振れていることから寄り付きの日経平均株価は251円安でスタート。その後も、あすにSQを控えていることもあって買い手控え感が強く、先物主導で日経平均は次第安の展開を余儀なくされた。前場後半は、円・ドル相場で一時1ドル=94円40銭台まで円が買われ前日午後5時時点に比べ2円40銭程度の円高となったことが、全体相場の投げ売りを誘った。
 売買代金上位50傑でプラス圏にあるのは関西電力と芦森工のわずか2銘柄のみ。売買代金トップの東電が大きく値を下げたほか、トヨタの下げもきつい。ソフトバンクも大商いの中で株価を大きく切り下げている。野村HD、三菱UFJなど証券、銀行株も全面的に売られた。GSIクレオス、大同工などここ値を上げていた材料株も大きく利食われた。一方、低位株の一角がその間隙を縫って上昇。芦森工、ダントーHD、東都水産などが買われている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)