カーバイドが頑強、仕手材料株本命の風格

 日本カーバイド工業<4064.T>が前日終値近辺でのもみ合いと、全般地合い悪の中で材料株の強みを発揮している。同社株は6月3日の商いを伴う急伸で頭角を現し、6月5日の寄り付きに観測された大口のクロスから今回の上昇相場が本格化しているが、その強さが全体相場の波乱局面でも継続している。きょうはGSIクレオス<8101.T>や大同工業<6373.T>など同系資金の流入が噂されていた先駆銘柄が利食いに急反落となる中、唯一利益確定売りを吸収する頑強ぶりをみせつけている。
 また、「同社株を手掛ける資金が一部、芦森工業<3526.T>に向かっている」(中堅証券)という市場筋の観測も出ている。真偽は定かではないが、芦森工の突発的な出来高増勢は3月13日以来3カ月ぶりで、この時につけた年初来高値190円が払拭できるかどうかに市場の注目が集まっているようだ。

カーバイドの株価は14時35分現在564円(▼1円)
芦森工の株価は14時35分現在160円(△14円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)