<大乱調相場どうみる> SBI証券・投資調査部長 鈴木英之氏

 株式市場は連日の大幅な下げを記録しているが、値頃的には、ほぼいい水準まで下がったのではないかとみている。今期予想日経平均採用銘柄のEPS(904円)に、今回の相場がスタートした昨年11月14日時点のPER13.6倍を掛けた日経平均株価は約1万2300円と試算できる。株価は、ほぼこの水準近辺に到達している。
 来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)が注目されているが、ネガティブ要素は、株価や為替に先回りして大分織り込まれているだろう。米長期金利上昇は住宅販売には逆風になることは予想できる。米国景気は市場が見込むほど強くないとみることもできる。
 あすの先物SQ(特別清算指数)が波乱なく通過すれば、相場も戻りを試す局面に入ることも期待される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)