東京株式(大引け)=843円安、今年2番目の下げ幅

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 13日の東京株式市場は朝方からリスク資産圧縮の動きが加速した。後場いったん下げ渋る動きもみせたものの売り直され、今年2番目の下げ幅で日銀が異次元緩和を導入する直前の水準まで下がった。
 大引けの日経平均株価は前日比843円安の1万2445円と急落。全面安の中で3日続落となった。東証1部の売買高概算は32億6458万株、売買代金は2兆6935億円。値上がり銘柄数は90、値下がり銘柄数は1603、変わらずは23銘柄だった。売買代金は今週に入り4日連続で3兆円大台を割り込んでいる。
 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが1万5000ドルを割り込むなどリスク資産圧縮の動きが意識される中、再び円高が加速したことから一気に売り圧力が強まった。米国では量的緩和の縮小観測が強まっており、これが世界的な流動性相場に影を落としている。東京市場は、あすにSQを控えていることで先物主導の値動きの荒い展開が警戒され、買い手控え感も強く全面安商状となった。為替は1ドル=94円台前半に円高が進み、引け後は93円台に突入している。
 全体の93%強の銘柄が下げる中で、売買代金上位50傑すべてが値下がりという状況。トヨタが大幅安。野村HD、三菱UFJ、三井住友など金融株も大きく売られたほか、ソフトバンクも急落となった。ファーストリテが値を崩し、ファナックも大幅安。GSIクレオスも大きく利食われた。一方、芦森工が大商いで高く、中国塗、東都水産など一部の材料株に買いが先行している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)