予断はもたない

予断はもたない
ドル/円相場は昨日、東京市場からNY市場序盤にかけて94円割れの水準まで下げた後、95円台後半まで切り返す大幅な動きとなった。通常ならばNY市場からの流れを継続し、東京市場でも株価が堅調に推移し、ドル/円はさらに上値を伸ばす、という展開が考えられる。

しかし、足元の相場は株式市場が荒れやすく、しかもその株価主導で為替も動いていることから、為替も急激かつ大幅な値動きになりやすい。「上も下も大きく振れやすい」ことを念頭において、方向感に予断をもたず、上下のテクニカルポイントを気にしながら取引をすることが肝要だろう。

上昇した場合、まずは5日移動平均線(執筆時点96.29円)、12日高値97.01円、10日移動平均線(同:97.45円)がそれぞれターゲットと見る。下げた場合は昨日の安値93.79円、93.00円、4月2日安値92.56円を目途としたい。