東京株式(前引け)=日経平均株価は343高と4日ぶりに反発

 14日前引けの日経平均株価は前日比343円高の1万2788円と4日ぶりに大幅反発している。前場の東証1部の売買高概算は23億2676万株、売買代金は2兆1236億円と、SQ(特別清算指数)値算出日のため膨らんだ。値上がり銘柄数は1249、対して値下がり銘柄数は364、変わらずは102銘柄だった。
 寄り付きは、現地13日の米株式市場の上昇と外国為替市場での円高一服を好感して4日ぶりに反発のスタートとなった。その後、外国為替市場で円相場が1ドル=94円台と朝方に比べて円高方向に振れたことから、これを嫌気して日経平均が伸び悩む場面もあった。午前10過ぎから、再び円安・ドル高傾向が強まったことから、日経平均は前日比300円を超える上昇幅での推移となっている。日経平均株価先物と同オプション6月物のSQ(特別清算指数)値は、市場推計で1万2668円04銭となった。正式なSQ値は、きょう大引け後に取引所が発表する。
 個別銘柄では、トヨタ、ファーストリテ、ソフトバンク、ファナック、KDDI、信越化、武田薬など日経平均への寄与率の高い銘柄の上昇が目立っている。このほか、三井不、住友不の不動産、武田薬、アステラス薬など医薬品の一角が買われた。また、住石HDが値を飛ばし、トレンド、ミネベアも買われた。半面、みずほ、三菱UFJのメガバンクは軟調。グリー、芦森工、三井造は売り優勢となっている。
 業種別では、33業種すべてが前日比プラスの全面高。なかでも、電気・ガス、不動産、薬品、金属製品、食料品、パルプ・紙、化学などが買われている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)