<動意株・14日>(大引け)=H2Oリテイル、エニグモ、河合楽など

 エイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>=急反発。13日には今年1月22日の671円以来の安値である742円まで下落していたことから目先的な底打ち感も台頭しているようだ。地盤である大阪・梅田地区では相次ぐ再開発で顧客が増加しており、景況感の回復から百貨店では高額品の販売増も期待される。さらに、大阪では連日猛暑と阪神タイガースが首位争いをしていることから、熱狂的なタイガースファンが多数訪れる阪神百貨店屋上ビヤガーデンの繁忙も注目されている。

 エニグモ<3665.T>=後場一段高。同社はこの日の引け後に第1四半期(2~4月)決算の発表を控えていることから、好決算期待の先回り買いが入っているよう。足もとでソーシャル・ショッピングサイトの「BUYMA」の会員数・取扱高が順調に伸びているほか、いわゆるアベノミクス効果によって高額消費が堅調に推移していることなどから、同社の業績拡大にも期待がもたれている。

 河合楽器製作所<7952.T>=大幅反発。きのう13日に525万4000株と出来高を急増させ上ヒゲを示現。今日も1046万4000株と高水準の出来高を継続させ戻りを意識する足取りとなっている。市場の一部では、「住石ホールディングス<1514.T>、芦森工業<3526.T>といった低位仕手系材料株を短期で仕掛けている目先資金が流入しているのでは」(市場関係者)との思惑が浮上しているという。地合い全般が混迷する中でも、参戦には割り切りが求められそうだ。

 商船三井<9104.T>=堅調。鉄鉱石や穀物などを輸送するバラ積み船の値動きを表すバルチック海運指数は13日に26ポイント高の873と続伸。同指数は5月中旬以来、約1カ月ぶりの水準に上昇していることが好感されている。為替の円高一服も買い材料となっている。
 
 ニチレイ<2871.T>=急反発。13日に傘下のニチレイフーズが千葉県船橋市に調理冷凍食品工場を新設すると発表したことが買い手掛かりになっている。ラインの機械化・省人化による生産性の向上と新工場を中心に生産体制最適配置を進め、効率的な生産・供給体制を整備することが目的で、グループ収益の改善が期待された。前日に38円安と急落していたことで、押し目買い意欲が強まっている。

 富士機械製造<6134.NG>=大幅高。13日に東証1部市場への上場を承認されたことが好感されている。上場予定日は20日。名証1部との重複上場となる。東証1部上場に伴うTOPIXの組み入れなど需給面の改善を期待する買い物が流入している。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)