円安相場の調整は良いところまできたのか?

チャートではある程度の達成感も
先週の金曜日に発表された絶妙な米雇用統計結果を受けた株高と円安は、月曜日一日しか保たずに、その後再び「魔の木曜日」には日経平均急落、ドル円も先週の安値を割り込んで、両者ともに4月4日の「異次元緩和」以前のレベルまで下落しました。今日は日経平均、ドル円ともやや反発する展開となっていますが、まだ調整は続くのでしょうか?

ドル円チャートを見ると、このアベノミクス相場以前の昨年9月の77円台の安値から、高値の103円台の38.2%戻しが93.60円付近にあります。またこのところ大きく下げた豪ドル円のチャートでは、同じくアベノミクス相場以前の10月の安値からの上昇の61.8%戻しが89.30円付近にあります。さらにユーロ円チャートを見ると「異次元緩和」による上昇の61.8%戻しが124.70円付近にあります。

このように、ドル円、豪ドル円、ユーロ円ともに、今週の安値は上昇相場の大きなポイントとなる水準でっ止まっているため、今週が5月以降の円高方向への調整のピークにだった可能性があります。

ただ、ドル円日足一目均衡表では、抵抗帯(雲)の下限を下抜けてしまっていたり、他のチャートでは下げ止まるという見方がしにくいものも多くありますので、あまり決めつけないで見たほうがいいでしょう。