大塚HDが続伸、「エビリファイ」の効能追加承認を好感

 大塚ホールディングス<4578.T>が続伸。14日大引け後に子会社である大塚製薬が、「エビリファイ」に関して、「うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)」の効能追加の承認を取得したことを発表したことが好感されている。国内のうつ病の患者数は約100万人存在するとされるが、セロトニンやノルアドレナリンの働きを補う既存の抗うつ薬の治療では、約3分の1の患者で十分に効果が得られないといわれている。その様な患者の新たな選択肢として、ドパミン系に作用する「エビリファイ」(一般名・アリピプラゾール)の抗うつ薬への上乗せ治療が選択可能になる。
 「エビリファイ」は2002年に世界初のドパミンD2受容体パーシャルアゴニスト作用を有する抗精神病薬として米国から発売を開始し、現在は60以上の国・地域で販売されている。独自のメカニズムが生む効果と副作用の少なさから、他の抗精神病薬にない新カテゴリーの適応を拡大、米国では2007年に大うつ病性障害の補助療法として世界で初めての適応を追加取得し、現在約30%がうつ病に処方されている。

大塚HDの株価は9時53分現在3135円(△110円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)